2025年4月13日(日) : 住宅ローンの審査申込、なぜ“3社程度”にとどめるのが良いのか?

  • (2025年4月13日(日) 午後2時3分32秒 更新)

住宅ローンの審査申込、なぜ“3社程度”にとどめるのが良いのか?

マイホームの購入を検討する際に欠かせないのが、住宅ローンの審査。
「とにかく数を当たれば、どこかで通るはず」と、数多くの金融機関に申し込みたくなる気持ちもわかります。ですが、住宅ローンの審査は“3社程度”に絞るのが賢明です。

その理由を、専門的な視点から解説します。


【1】審査申込の「履歴」は信用情報に残ります

住宅ローンの審査を申し込むと、申込情報は「信用情報機関」に登録されます。
いわゆる**“申込情報の足跡”**が残る、という状態です。

この情報は、他の金融機関からも確認可能。短期間に多数の申込履歴があると、「資金繰りに困っているのでは?」「他で断られたのでは?」といったマイナスの印象を持たれることもあるのです。

その結果、本来は通る可能性のあるローン審査でも、否決されるリスクが高まってしまいます。


【2】フラット35でも“どこで申し込むか”が結果を左右します

フラット35は、全国の金融機関や代理店を通じて申し込める全期間固定金利の住宅ローンです。

しかし一見同じ「フラット35」でも、実は申し込み先の代理店や金融機関によって審査の基準や通りやすさが異なるという事実があります。

たとえば:

  • 収入合算の取り扱いの柔軟さ

  • 勤務先の評価

  • 自営業者への対応方針 など

同じ内容でも、ある代理店ではOKでも、別の代理店では否決になるというケースが珍しくありません。

つまり、「フラット35だからどこも一緒」という感覚で多数に出すと、相性の悪い代理店にあたって審査に落ち、信用情報に履歴が残り、次の申し込みに悪影響を及ぼす……という悪循環に陥ってしまう可能性があるのです。


【3】審査先選びは「戦略」と「相性」がカギ

住宅ローンの審査は、数ではなく**「質」と「相性」**が重要です。

  • あなたの収入や勤務先、家族構成などに合った金融機関や代理店を見極めること

  • 提出書類の整え方やタイミングを慎重に調整すること

これらを踏まえて、事前に専門家へ相談の上で、相性の良い数社にしぼって審査を申し込むことが成功への近道となります。


まとめ:住宅ローンの審査は“戦略的に”

住宅ローンは、一生に関わる大きな選択です。
数多く申し込むことは、一見リスク分散に思えるかもしれませんが、実は逆効果になる場合もあります。

大切なのは、「どこに申し込むか」を見極めること。
そして、信頼できる不動産会社や住宅ローンの専門家と相談しながら、的確な選択をしていくことが何よりも重要です。


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