2025年1月5日(日) : 賃貸物件の申込金は契約しなかったら返してもらえる
- (2025年1月17日(金) 午後6時17分10秒 更新)
賃貸物件の申込金は契約しなかったら返してもらえる
賃貸物件の申込金は契約しなかったら返してもらえる?
賃貸物件を探していると、気に入った物件を押さえておきたいこともありますよね?
そんなときに**「申込金」を要求する不動産業者**がいます。特に賃貸の繁忙期には、申込金を求めるケースが増える傾向があります。
1. 申込金は違法なのか?
申込金自体は違法ではありません。
しかし、問題となるのは以下のようなケースです。
- 他社の物件で契約することにしたのに、申込金を返してもらえない
- 契約しなかったのに「返金不可」と言われる
このような対応をする不動産業者は、悪質なケースと言えます。
2. 申込金を返してもらえない場合の対処法
申込金を返却してもらえない場合、県庁や都庁の不動産相談窓口にすぐに相談しましょう。
✅ 相談窓口の対応
- ケースによっては、県庁から不動産業者に返却するよう指導が入る
- 悪質な業者は指導を受け、同様のトラブルが減少する
✅ 相談時に必要な情報
- 不動産会社名
- 担当者の名刺や連絡先
- 申込金のやり取りがわかる証拠(領収書やメールなど)
申込金のトラブルは毎年のように発生しますが、正当な手続きで対応すれば、返金を受けられる可能性が高いです。
3. 不動産業者の立場から見た申込金
不動産業者の立場からすると、申込金を求める理由もあります。
- 不動産業は成功報酬型のビジネス
- 物件案内には人件費や交通費が発生する
- 申し込みがあっても、契約しないケースが多いため、リスクをカバーしたい
しかし、それでも「契約しなかった場合には申込金を返す」のが正しいルールです。
4. まとめ:申込金は正しく返してもらおう
✅ 申込金自体は違法ではないが、契約しなかったら返金が基本
✅ 返金を拒否されたら、県庁や都庁の不動産相談窓口へ相談
✅ 相談時は、不動産業者の情報や領収書などを準備
✅ 不動産業界の事情もあるが、返金しない業者は悪質な可能性あり
申込金のトラブルに巻き込まれないよう、しっかりと確認し、万が一の際には適切な対応を取りましょう。