2025年1月10日(金) : 自営業者だと住宅ローンは借りにくいのか
- (2025年1月17日(金) 午後5時59分47秒 更新)
自営業者だと住宅ローンは借りにくいのか
自営業者でも住宅ローンは借りられる?審査のポイントと対策
自営業者の方が住宅ローンを組むのは難しいのか?本記事では、その疑問にお答えし、具体的な対策をご紹介します。
自営業者の住宅ローン審査:決算書の累積赤字が影響する?
Q:決算書に累積赤字があると不動産購入は不可能ですか?
A:基本的には厳しいですが、条件次第で可能です。
銀行の住宅ローン審査では、決算書の内容を3期分確認し、総合的に評価します。銀行によって審査基準は異なりますが、3期連続で黒字でなければ厳しい場合が多いです。
累積赤字がある場合、赤字の内容が審査に影響します。特に仕入れ以外の借り入れ(例えば運転資金や設備投資)による赤字の場合、審査が厳しくなる可能性が高いでしょう。
銀行審査で見られるポイント
- 減価償却費を計上して利益を少なくしているケース
→ 銀行担当者によって評価が異なることがあるが、極端な経費計上があるとマイナス評価を受けることも。 - 直近3期の決算書のトレンド
→ 売上・利益が安定しているか?黒字化しているか? - 借り入れ状況
→ 事業借入が多いと、追加のローン審査が厳しくなることも。
自営業者におすすめの住宅ローン対策
- メインバンクへの相談が有利
→ 不動産業者が紹介する銀行よりも、自身の取引実績があるメインバンクの方が融資を受けやすい傾向にあります。 - フラット35を活用する
→ フラット35は、自営業者や会社役員でも利用しやすい住宅ローンの一つ。審査基準が一般的な銀行ローンとは異なり、決算書の内容よりも返済負担率(年収に対する返済割合)が重視されます。 - 審査基準が緩やかな代理店を利用する
→ フラット35は金融機関ごとに審査基準が異なるため、厳しい代理店もあれば、柔軟に対応できる代理店もあります。
まとめ:自営業者でも住宅ローンは可能!
累積赤字があると一般的な銀行での住宅ローン審査は厳しくなりますが、フラット35の利用やメインバンクへの相談、適切な銀行選びをすることで融資を受けられる可能性が高まります。
弊社では、自営業者や会社役員でも融資審査が通りやすいフラット35の代理店をご紹介できます。住宅ローンのご相談はお気軽にお問い合わせください。