2024年11月9日(土)

  • (2024年11月9日(土) 午前10時24分9秒 更新)
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固定金利の利率が変われば、変動金利の利率が変わらなくても予算に影響が出ます。

『固定金利の利率が変われば、変動金利の利率が変わらなくても影響が出ます。』

というお話です。

お客さまで、固定金利が上昇傾向にあることはご存知のようで、変動金利はまだ低いのでそちらを選びますってお話は多いです。

確かに金利だけをみれば、変動金利はまだ上昇しているとは言えません。

しかし、銀行の住宅ローンの審査においては、変動金利で借り入れを行うとしても、融資審査の際に利用される金利は固定金利10年もの(店頭表示)を審査金利に適用している銀行は多いです。

つまり、

固定10年ものの金利が上昇すれば、融資審査において借入限度額に影響が出ます。

例えば
年収400万円 審査に使う固定10年(店頭表示)金利が3.4%の場合 
期間35年 返済比率35%

借入限度額:2860万円

年収400万円 審査に使う固定10年(店頭表示)金利が4.2%の場合
期間35年 返済比率35%

借入限度額:2565万円

このように審査金利が変わることで差額が発生します。
その差、295万円
結果として、借入限度額が減ると言う訳です。

予算が300万円近く変わると物件選びにも支障が出ますよね。

もちろん、金融機関によって審査金利は異なるものなので、上記の通りとはいきません。

ただ、変動金利が上昇していないから安心と言っていると、買いたい物件に予算が届かなくなるタイミングもあることを頭に入れておいて下さいね。

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