2024年12月12日(木) : なぜ建売業者がインターネット系バンクを利用したいと言うと嫌がるのか

  • (2025年1月17日(金) 午後6時44分49秒 更新)

なぜ建売業者がインターネット系バンクを利用したいと言うと嫌がるのか

なぜ建売業者はネット銀行の利用を嫌がるのか?

ネット系銀行は金利が低く、不動産購入を考える人にとって魅力的な選択肢に見えます。
しかし、実際にネット銀行を利用したいと伝えると、不動産業者が難色を示すことがあります。その理由は以下の4点に集約されます。

融資審査の期間が長い
土壇場で融資を断る可能性がある
司法書士の指定がある
手続きに時間がかかる


1. ネット銀行の融資審査は時間がかかる

地銀では3日以内(早ければ1日)で審査結果が出る
ネット銀行では2週間近くかかることがある

融資審査が長引くことで、契約や引き渡しのスケジュールが遅れ、不動産業者にとってリスクが生じます。


2. 土壇場で融資が取り消されるリスク

審査が通ったのに、最終段階で融資不可となるケースがある
ネット銀行は不動産業者に審査状況を伝えないため、状況が見えない

不動産業者は、買主の資金調達に不確実性があると契約リスクを考慮せざるを得ません。


3. 司法書士の指定がある

ネット銀行は独自の司法書士を指定することが多い
不動産業者が契約している司法書士よりも費用が高くなる可能性

不動産業者は、司法書士と年間契約を結び、手数料を抑えている場合が多いため、指定司法書士の利用はコストアップにつながります。


4. 手続きに時間がかかる

ネット銀行の手続きは郵送が基本
書類不備があると手続きがストップし、引き渡しが遅延する可能性

郵送でのやり取りが多いため、手続きの遅延が発生しやすく、予定通りの決済ができなくなるリスク があります。


5. 不動産業者の視点:見えないリスクを避けたい

不動産業者にとって、融資の不確実性は大きなリスクです。
特に、建物をカスタムして建築するケースでは、融資が下りなかった場合に業者側が損害を被る可能性 があります。

地銀や都市銀行ではリスクが抑えられるため、ネット銀行よりも歓迎される
不動産業者は、リスクを考慮し、ネット銀行利用の顧客に慎重な姿勢を取る


6. ネット銀行を利用したい場合の対策

ネット銀行を利用したい場合は、以下の方法でリスクを抑えることが可能です。

ネット銀行の審査と並行して、地銀や都銀の審査も申し込む
金利以外の要素(司法書士手数料、審査期間など)も考慮する
売主と交渉し、納得できるスケジュールを組む


7. 価格交渉に影響する可能性

ネット銀行の利用を強く主張すると、値引き交渉が難しくなる
売主側のリスクを考慮し、慎重な価格交渉が求められる

不動産業者は、融資リスクがある買主には価格交渉で譲歩しにくくなる傾向があります。


8. まとめ

ネット銀行は金利が低く魅力的だが、不動産業者は融資リスクを懸念する
審査期間が長く、土壇場で融資が取り消されるケースもある
司法書士指定や手続きの遅延が発生しやすい
地銀や都市銀行と並行審査を行うことでリスクを回避できる
価格交渉にも影響するため、慎重な判断が必要

住宅ローンを選ぶ際は、目先の金利だけでなく、全体的なコストとリスクを考慮して判断しましょう!

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