2024年12月19日(木) : 住宅の居室と表示できるルールと面積の決まりごと
- (2024年12月19日(木) 午前10時59分9秒 更新)
住宅の居室と表示できるルールと面積の決まりごと
「住宅の居室と表示できるルールと面積の決まりごと」
不動産広告をみていると、【居室】となっている場合や「納戸」となっているケースを見ることがないでしょうか?
広告上で、3LDK+S
どうみても、4LDKの間取りに見えるやつなのに3LDK+Sです。
日本の建築基準法の【居室】と言われるものは、面積のルールはないです。
この納戸と居室の違いは、採光・天井高・換気などの問題です。
日本の建築基準法では、部屋に一定の光が入るようにする必要があります。
このことを採光というのですが、一定量の光が差し込まない部屋は、居室と言えないのです。
そのため、納戸となり、広告上では「S:サービスルーム」などという表示になっています。
先程も申し上げましたが、面積が小さいから納戸になってるってわけでありません。
●おまけ(他国の居室の面積基準)
ドイツ・ノルウェー:6平米
スウェーデン:7平米
アメリカ:7.2平米
フランス:9平米以上
それ以下は居室と認めないらしいです。
日本って1平米でも1室って扱いなんですよね。
なんじゃそりゃ~って感じで面白いでしょう。